「テスラパワーウォールのある生活」は2021年より長々と綴ってまいりましたが、さすがに長くなりすぎて見づらくなってきたので、2023年より本ページに記入していくことにしました。
電気代が高騰する中で注目を集める自家発電&蓄電に関して皆様の参考になりましたら嬉しいです。

2023年2月
電力自給率81%、発電391kWh、売電13kWh=273円、消費165kWh=4,943円




再エネ賦課金(関西電力):3.45円/kWh(2022.4〜2023.5)
燃料費調整額(関西電力):(どうやらひとまず先月2月で燃料費高騰のピークは過ぎたようです)
2023年3月の関西電力 燃料費調整額10.54円
2023年4月の関西電力 燃料費調整額9.67円(0.87円↓)
国による「電気・ガス価格激変緩和対策事業」にもとづき、低圧は2023年2月分から2023年9月分の電気料金について、燃料費調整単価から1kWhあたり7円を差し引く
ということですので、
3月分の燃料調整単価は10.54円ー7円=3.54円/kWh
4月分の燃料調整単価は9.67円ー7円=2.67円/kWh
深夜のkW単価合計(関西電力 eスマート10=15.36円/kWh):
2023年1月29、72円、2月23.01円/kWh、3月22.35円/kWh、4月21.48円。
うちの売電は21円/kWhなので、2月は2.01円、3月は1.35円、4月は0.48円高くなります。
来月はいよいよ逆転でしょうか。9月までの7円引きの期間までに下がることを祈ります。
逆転すると、売電の方が高くなるので深夜電力を積極的に使う方向となりそうです。
2023年1月
電力自給率71%、発電380kWh、売電14.5kWh=294円、消費171kWh=6,238円、




1月、この冬はとても寒い日が多く、ここ神戸でも雪が降り積もり最低気温はマイナス4度まで下がりました。おかげで暖房費が嵩み自給率71%と過去最低ラインとなりましたが、12月の発電量375kWhをわずかながらも超える380kWhとなり、雪の日や雨の日の発電量は流石に1日の発電量は5kWhほどですが、曇り空でも1日に8〜10kWhほどは充電してくれるのでこのような自給率となったかと思います。
現在の住まいは南向きで日中は陽当たりよく、玄関や大きな窓は二重サッシで高断熱化してあったり間取りにも工夫はあるのですが、冷たい鉄骨の上、壁に関してはコンクリートに塗り壁、内側は漆喰というほぼ無断熱の住居ですので、リフォームで最新の断熱に強化したいところ。それよりも高気密高断熱の家に引越しをしたいのが本音ではあります。。
ここで電気代単価を振り返ります。まずは気になるこの二つ。
再エネ賦課金(関西電力):2022年4月まで3.36円/kWh 、2022年5月から3.45円/kWh。
燃料費調整額(関西電力):2022年1月1.2円、2月2.03円、3月2.72円 、4月3.02円、5月3.27円、6月3.42円、7月4.13円、8月4.90円、9月6.14円、10月7.47円、11月8.71円、12月10.15円。
2023年1月10.91円、2月が11.12円(0.29円↑)、3月が10.54円(0.58円↓)
ということですので、2月分の燃料調整単価は11.20円ー7円=4.20円/kWh
(3月分の燃料調整単価は10.54円ー7円=3.54円/kWh)
深夜のkW単価合計(関西電力 eスマート10=15.36円/kWh):1月19.92円、2月20.75円、3月21.44円、4月21.74円、5月22.08円、6月22.23円、7月22.94円、8月23.71円、9月は24.95円!、10月は26.28円、11月は27.52円、12月は28、96円、
2023年1月は29、72円、2月は23.01円/kWh。
うちの売電は21円/kWhなので、2022年1月は1.08円、2月は0.25円安く、3月はついに逆転し0.44円高くなり、4月は0.74円、5月は1.08円、6月1.23円、7月1.94円、8月は2.71円、9月3.95円、10月は5.28円、11月は6.52円、12月は7、96円、1月から8.72円、2月は2.01円 売電価格よりも深夜電力の方が高い電気となりました。
なのでひとまず、今月2023年2月から9月分までは国の救済措置により、昨年2022年7〜8月あたりの単価に戻ったということですね。(間違いあればお教えください)
また、当方はコンロはIHで、給湯はガス、ガスストーブ、床暖少々のガス併用なのですが、1月ガス代覚悟していたものの、6,495円と意外に安かったです。来月から少し値引きがある?



パワーウォールを低温下で運用すると充電制限がかかります。
私の住む神戸でも、この冬はマイナス4度まで気温が下がりました。私の場合昨年3月まで太陽光発電電力は全量売電していたので気が付かなかったのですが、3月から燃料調整額の増加で売電価格21円より深夜電力の単価の方が高くなったので、パワーウォールの設定を「時間帯別制御モード」から「自家消費モード」に切り替え、太陽光で発電した電力を陽が上る朝からパワーウォールへの蓄電と自家消費に回すことになったわけです。
そこでわかったこと。
パワーウォールは外気温5度あたりから充電制限がかかる(その時の充電残量、環境温度や本体温度の違いにより前後はあるかと思います)ということ。これはプレコンディションに電力を必要とするため、パワーウォールの充電残量が10%〜20%を切ると制限がかかるなどの可能性もあります。
北国の方など気温の低い地域にお住まいの方は、消防法の許す範囲内ではありますが、設置場所をガレージ内や屋内とした方がよろしいかも知れません。
当方の場合は、当初半地下ガレージ内に設置を希望していたのですが、現地調査時に配線距離が長すぎる事が問題となり屋外設置となったわけですが、当時の屋外設置場所の条件として「直射日光の当たらない場所」ということでしたので、西向きの日が当たりにくい場所に設置したわけです。確かにこの温暖な地域では寒さよりも暑さの方が切実とは思いますのでこれは正論と考えられます。
やはりバッテリーものですので暑すぎても寒すぎてもバッテリーに無理がかかり本来のパフォーマンスが出なかったり寿命に大きく関わることになります。そこはバッテリー温度制御に長けたテスラですので信頼していますが、このような特性があることをご理解いただければ性能も寿命も最大となることと思います
注意として充電制限に関しては2023年1月末現在の話なので、今後ソフトウェアアップデート等で改善される可能性もあります。私のパワーウォールの現在のバージョンは、2023年2月3日現在、22.26.2 となっています。(こちらも勘違いや間違いあればお教えください)
