先月4/24にテスラWebサイトよりオーダーが始まったNewモデルSとX(コードネームRaven)
そのエアサスがフルアダプディブとなり電子制御となりました。GPSとの連動に加えカメラで路面状況を判断など、フル加速時やローンチモードでは足を固めたり、オートパイロット時は乗り心地を優先したり、しかもソフトウェアでOTAアップデートが可能なサスペンションは世界初でしょう。その詳細です。

下のグラフは旧エアサス(ブルー)、 スポーツ (オレンジ)、 スタンダード (グレー)、それぞれのモードで車内計測した振動計の値です。全く違いますね。
新しいモデルS、Xはもの凄く乗り心地が良くなっているということで間違いなさそうです。私の2015年モデルSのエアサスでも素晴らしく乗り心地が良いので、新しいのはロールスロイス並みに乗り心地になっているかも。いやそれ以上かも知れません。これは欲しくなってきますね。
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旧エアサス(ブルー)、 スポーツ (オレンジ)、 スタンダード (グレー)

実は、私は2015年10月のモデルS購入時から電子制御ダンパーを持ったエアサスを熱望しておりました。ようやくかという感じです。おそらく構造が複雑になるのと重量増になるので先送りにされていたのでしょう。それが今回劇的な改善につながったので採用されたのではないかと思います。

以前乗っていたAudi S8(フルアダプティブサス+20インチ265/35タイヤ)と比較し、格段に劣っていた部分がこの部分でした。テスラは当時標準の19インチとミシュランパイロットスポーツ3が付いていたのですが、とにかく飛ばすとふらつく。ただし通常高速走行レベルでは全く問題ありませんので、私の話は通常レベルの話ではありません(笑)

これが嫌でしょうがなかったのですが、2017年4月に21インチホイールを履いてからほぼ改善されたので、そのバランスの良さにはかなり満足しており、乗り心地と高速走行時の操縦安定性は両立するのは難しいのですが大したものと感心しておりました。
またパフォーマンスモデルを選ぶとブッシュとスタビ径の違いか高速走行時は安定性が良くなります。タイヤにもよりますが逆に乗り心地が少し犠牲になるのでパフォーマンスモデル+19インチはオールラウンドではないかと感じました。

標準モデルはもとからの乗り心地はなかなかでしたので、今回パフォーマンスモデルの乗り心地の改善に多大なメリットがありそうです。
標準モデルならさらに極上の乗り心地となることでしょう。